観測史上最少の惑星

すばる望遠鏡は木星サイズの系外惑星を直接撮影することに初めて成功しました。

 

太陽以外の恒星の周囲をまわる惑星を系外惑星とよぶ。系外惑星は、地球からみると恒星のごく近くにあるため、よほど大きくて明るくないと、直接観測することは難しいらしいです。

国立天文台を中心とするプロジェクトメンバーらは、ハワイ島にあるすばる望遠鏡を用い、赤外線で系外惑星を撮影した。この惑星は、おとめ座の方向にある、太陽と同程度の質量をもつ若い惑星「GJ504」の周囲を公転半径43.5天文単位(1天文単位は太陽と地球の平均距離)でまわっている。この惑星の質量は木星の数倍で、直径は木星と同程度と推定されており、これまでに直接観測されてた系外惑星としては最も小さいらしいです。

この惑星はつくられてから1億6千万年しかたっていないため、表面温度は200℃以上になっていると見積もられているそうです。

いつも思うのですが宇宙の単位にして1億6千万年は短いかもしれませんが私たちの寿命と比較してみるととてつもなく時間が経過していますよね。その先が見てみたいものです。